ダーツの腕が上達してくるとレーティングが上がっていくのが楽しくなってきます。
でも初心者にとってレーティング、あるいはスタッツとはちょっととっつきにくく、理解しづらいものなのではないでしょうか。

ここではダーツにおけるレーティング、スタッツの基礎知識について解説します。

レーティングとは?

レーティングとは一言でいえばダーツの上手さ、習熟度を表す指標となる数値のことです。
その計算方法はダーツマシーンによって異なりますが、いずれにしろ「スタッツ」(=特定ゲームの平均スコア)によって決められるものだと理解してください。

レーティングによってダーツプレイヤーをランク分けすることもあります。

トーナメントでは一般的に「フライト」というクラスに分けられ、下から順に
C→CC→B→BB→A→AA ※ダーツライブの場合
のように振り分けられます。

フェニックスの場合、さらに細かくレーティングが分かれています。


いずれの機種においても、ダーツ初心者はまず中級のBフライトを目指すことになるでしょう。

スタッツとは?

スタッツとはゲーム終了後に表示されるそのゲームにおける成績を表す数値のことです。

スタッツは1ラウンドまたは1本あたりの平均スコア(アベレージ)として算出されます。
スタッツは次に説明する「01ゲーム」と「クリケット」という2つのゲームによって決まります。

01ゲームのスタッツ

01GAMEのスタッツを「PPD」といいます。PPDは「Point Per Darts」(1投あたりの平均点)のことです。

クリケットのスタッツ

クリケットのスタッツを「MPR」といいます。Mark Per Round(1ラウンドあたりの平均マーク数)のことです。

機種によってスタッツの算出方法は異なる

スタッツの算出方法はダーツマシーンによって異なります。ダーツマシーンメーカーとしてはDARTSLIVEとPHOENIXが有名です。


DARTSLIVEのダーツマシーンではレーティングに蓄積される有効なゲームは01ゲームとクリケットの対人戦です。
レーティングは過去30ゲームの結果に比重をおいた算出方法が適用されるとなっています。

また、DARTSLIVEは80%スタッツといわれていて、ゲームの80%をスタッツとして計算しています。
01ゲームでは点数を80%減らした時点までの3投の平均点数、クリケットでは全7エリアのターゲットのうち6エリアを閉めた時点での3投の平均マーク数で計算される方式です。

対戦中はどちらかのプレイヤーが80%をクリアした時点で両者のスタッツが確定します。


PHOENIXは100%スタッツです。

01ゲームではゲーム終了までの1投の平均点数、クリケットではゲーム終了までの3投の平均マーク数によって計算される方式です。

レーティングを上げる方法とは?

結論からいえば、簡単にレーティングを上げられるコツはありません。

まず肝心なことは、狙ったターゲットに矢を投げられるフォームを作ること。
そのためには、日々ダーツを投げて練習をする以外にないでしょう。

ただ、レーティングを上げるという目標ができれば練習のモチベーションが上がることは確かです。
まずはDARTSLIVEかPHOENIXのどちらかに絞り、レーティングにこだわって練習と対戦を繰り返してみてはいかがでしょう。

多くのスポーツと同じように、ダーツも練習と実戦を繰り返すことで確実に腕は上達していきます。
多少の個人差はあっても、体がフォームをおぼえるころには自然にレーティングも上がっているでしょう。


上達するには諦めずに投げ続けることが肝心です。上記の内容を参考に練習に励んでください。

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